広々としたダイニング&リビングルームはくつろぎの空間に。

「女性目線による心地よい暮らし」をコンセプトにした「UR COCOCHI」のリノベーション住宅。家事をこなすことの多い女性が住みやすいように設計された住まいとなっています。今回ご紹介するのは、結婚や出産といったライフイベントを迎える若年ファミリー層がターゲットの部屋です。

やわらかな日の光が差し込むダイニングとリビングルーム。やさしい木目調のフローリングに合わせるように、ダイニングには木材を使用したテーブルと椅子のセットを置いて、落ち着きのある穏やかなムードに。

テーブルにはコーヒーのセットを置いて、流れる時間をゆったりと過ごしてみてはいかがでしょう? 一部私物も混ざっていますが、暖かな空間とメタルを使用したコーヒー器具や〈niko and ...〉のマグの相性は抜群。ほっこりするようなアイテムではなく、スタイリッシュな器具をアクセントとして使うと、空間が一層深みを増します。

太陽が当たる部屋にはたくさんの緑を置いて彩りをプラス。

畳が敷き詰められたリビングでは、そのまま床に座ったり寝転がりながらくつろぐのにもってこい。写真のように一人がけソファに腰掛けながらテレビを見たり、音楽を聴いたりするのもアリです。ちなみにこのソファ、カバーは紙のようなタイベックと呼ばれる素材でできていて、使えば使うほど風合いが増していきます。中にはビーズのクッションが入っており、体勢に合わせてクッションがやさしく体を支えてくれるところも魅力の家具です。

太陽の光がしっかりと入る部屋なので、せっかくだからたくさんの植物を置いて部屋を和やかに彩るのもおすすめです。

ティッシュ箱が置いてある移動式の収納ワゴンは、普段の生活はもちろん、家にお客さんを呼んでパーティーをしたときにも重宝しそう。お皿を載せたり、アルコールのボトルを載せてダイニングとリビング間を移動させたりと、さまざまな使い方ができる万能家具です。

またダイニングと同様に、テレビ台、スツール、移動式ワゴンをすべてウッド調で揃えて、部屋のムードに統一感を与えています。ただ、それだけでは部屋に締まりがなくなるので、ひとつだけブラックの引き出しをセット。ギュッと引き締めているのが今回のインテリアのポイント。あえて光が当たらない部分に設置することで部屋の雰囲気を壊さずに、あくまで脇役としての存在感を発揮しているところにも注目してみてください。